何だかんだでもうこのスペースで更新を始めて6年目ぐらいになるようです。昔は律儀に「どこかで同じこと言ってる人いそう」と思ったことは書かないようにしていましたが、もういいよね。ここそうゆう場所じゃないよね。気にしたところで、どうせ同じようなことを考えている人なんざ一杯いるでしょうし。というわけでアンパンマンの話なんですけど、チーズという名前とバターという名前は、どちらの方が女の子っぽいかという質問です。人それぞれ感じ方はあるでしょうが、私にはどう考えてもチーズの方が響き的に女の子っぽいものがあるように思える。チーズという語感は少し軽い感じがあり、逆にバターは少し重い。しかしながら、やなせたかし氏のチョイスはご存知の通り、ジャムおじさんの助手の名前はバタ子さんとなったわけです。これは一体何故なのか。違和感を感じませんか、バタ子という名前。そしてチーズは車の運転までこなせるあの名犬、ジャム工場のペットであるチーズに与えられました。これは一体何故なのかという話です。私と致しましては、もう結論から言ってしまいますと犬にバターという名前を付けたくなかったからとしか思えない。それが何故なのか無知な私には想像も出来ないのですが、やなせ氏の中で犬とバターという組み合わせは、何故か非常に不味かったのではないかと推察されます。愛と勇気が溢れ出しそうなビューティフォーネームだと思うのですがね。しかしそう考えると、女性の名前にチーズというのも、何だか臭いに関する悪口のように感じられて具合が宜しくないのかもしれません。難しいですね。さてそんな話とは全く関係が無いのですが、いまふと思いついて6年目にもなるログの検索をしたところ、過去に「マンコ」と書いたことがあったのは、4年前に恵比寿の九十九ラーメンという店で「チーズラーメン」という奇怪なメニューを食した感想日記だけでした。なんでしょうこの数奇な巡り合わせ。誰かに生かされている、そんな心地良さです。

子供の頃、「会談」って言葉が良く分かりませんでした。なのでニュースで「首脳会談」とか聞くとかなり混乱していました。そもそも「首脳」もけっこう難しい言葉ですけど、「首相」ってのはさすがに知っているのでそこはなんとなく雰囲気でいけた。首脳陣って言葉も聞くので複数人なのも想像付く。しかし会談が分かんねぇ。かいだん?階段?怪談?知っている言葉は、どうしても首脳って言葉に対して持っている印象と掛け離れています。そうこうしているうちにいつの間にか、なんか国の偉い人が階段に集まって話し合いをしているイメージに落ち着いてしまいました。結果として話し合いが行われているところまで完全に合致しているというのに、何故か階段という無駄な要素が足されています。すごく勿体無いです(もっとも、怪談のイメージまで足されなくて良かったとは思いますが)。しかも当時、ちょうど間の悪いことに組閣発表がニュース映像で流されたのでした。なんで組閣の発表って階段でやるんすか。あんなん完全に勘違いの助長じゃないですか。狙ってるとしか思えない。もう僕の中では完全に、ああこの赤い絨毯の階段は偉い人達が話し合いをするためのところなんだと理解してしまいました。それにしても、なんで椅子に座って話し合わないんだろうと不思議に思いました。疲れないのかな?僕だったらすぐに座り込んじゃうよ、なんてね。そんな作り話を思い付いたのですが、どうですかね。

月に1度は更新しようという小さな目標があるので慌てて何か書きます。今でもそうですが、無駄なことはよく知っているくせにスポッと知らないことがある子供でした。昔の話、宮沢りえが飲料のCMにて「すったもんだがありました」と言っていたことがありましたが、すったもんだの意味がさっぱり分かりませんでした。母に問うと「ほらこの人、貴乃花と色々あったでしょう?」と、これまた全く持って意味の分からない返答で余計に混乱したのですが、分かったような分からなかったような微妙な顔をして誤魔化しました。薄っぺらに笑いました。そうゆう子供でした。そういえば昔、ボキャブラ天国という番組がありました。何歳の頃か分かりませんが、当時の僕は「インパクト」という言葉の意味がよく分からなかったので「インパク知」とか言われても何が何やら分かりませんでした。知的ってのも、言葉の意味は分かるけれど、ネタが知的ってどうゆう状態だろうとかが良く分かりませんでした。しかしながらしたり顔で、確かにインパク知だよねーぐらいのことを言っていました。薄っぺらに笑いました。そうゆう子供でした。ところが不思議なことに、友達は少なかったんですよ。

いい年こいて未だに「ニュアンス」って英語のちゃんとした使い方がよく分かっていません。というか使えません。どうも「ニュアンス」を使用する場合には誤用が多いようなのですが、現状に余りに満足しているため本来の「物事の微妙な違い、差異」という意味を使用することが出来ないのです。みんなちゃんと使えてますか。「ニュアンスを感じ取って」よりも、誤用である「微妙なニュアンスの違いを感じ取って」の方が正しく言わんとしていることを伝えている言葉に思えてしまうわけです。「○○みたいなニュアンスの言葉ってあるよね」とか言われてもしっくりと理解できます。「この色合い、○○なニュアンスでまとまってるね」とかまで分かります。「真っ赤なケープでふんわりニュアンス」なんて言われたって分かっちゃうのです。この瞬間、誤用者と僕との間で完全な共通認識が取れていると感じるわけです。いやまぁ、何を言ってるのか全然説明できないですけど。というか、正しい言葉の意味で和訳すると冗談みたいに意味が通じませんね。しかしながら何よりも分からないのが、「毛先にニュアンスを付ける」とかいった正しい使用方法の方までちゃんと理解できてしまうという点です。不思議すぎます、ニュアンス。ここまであやふやだと、実は個々人で全く違う意味として捉えているんじゃないかと想像して、大層気持ち悪くて良い感じです。もしかしてどこかにニュアンスを「島国根性」とかいう意味だと理解している人とかいないですかね。彼女、今日の化粧はいいニュアンスだねー。

みんなの頭の中に一般的にあるシチュエーションなのかは分かりませんが、僕的には相当に一般的なのでその話をします。透明になったと騙された男が、でも全裸にならなければ透明に見えっこないという理屈に踊らされて、公衆の面前に全裸で飛び出し恥をかくというストーリーのネタは一体どこが発祥なのでしょうか。僕の中での最古参はジャッキー主演の映画「五福星」の中でのシーンなのですが、それよりも古くからあるネタなのでしょうか。単純な疑問です。フラットな目線で立ち返ったとき、ひょっとして最初に思い付いた人は天才だったんじゃないかと思って名前を知りたくなったんです。あと、止まった時の中で女の子のおっぱいとかを触っても、時が止まっているがゆえに弾性がなくなってしまっており、凹んだおっぱいが戻ることはなくこれじゃあ何も楽しくねぇよぉ!というストーリーの発端はアウターゾーンで正しいのでしょうか。いやほんと、マジで天才なんじゃないかなぁと思うので知っておきたいところです。妄想に付ける意味のない制限。やっぱりみんな基本ドMです。

週末に髪を切りに行ったのですが、始めて行った店だったのですが、やっぱりまた耳クソを頭部に擦り付けられ(参考:http://d.hatena.ne.jp/shika/20070723)ました。もうどっかにマニュアルでもあるんですか、というか耳クソを塗り付けないタイプの美容院って日本にあるんですか、アンケート取ってみたい。実在するならそこに行って、おぉ本当に耳クソを塗り付けられないやと感動したい。とまぁそんな話はどうでも良いのですが、うちの近所に公園がありまして背の高い鉄棒が設置されています。そこでは一人のお爺さんが黙々と懸垂をしているのが風物詩になっております。これは言葉にすると普通なのかもしれませんが、なんせご老体、最初に見た時にはかなり驚くべき光景でありまして、見慣れるまでにかなりの時間を要しました。まぁさすがに今では普通の風景として見流せるぐらいになったのですが、つい先日のこと、自分と同年代の男性が懸垂しているところにブチ当たりまして、「わ、若返った!」と心の底から思って心臓止まるかと思った。マジで思った。怖いわ、鉄棒。

今から八つ当たりをします。つい先日、経緯は思い出せませんが「なかにし礼」という人名が急に頭の中に湧き出しまして、あぁお久しぶりですと一人で感じ入っていました。ひょっとしたら先日に阿久悠さんが亡くなられたのが心のどこかに残っており(ご冥福をお祈り申し上げます)、それが関係しているかもしれません。そこでこれも何かの縁かと思い、近々で日記にて氏に登場して頂こうと考えておった次第でありました。といっても、なかにし礼について書けることといったら氏の兄上についての逸話程度のものなので、文章のどこかで「兄さん、頼むから死んでくれ」とか何とか書く程度だと思うのですが、今更ながらにその台詞が出てくる面白さみたいなものを狙えるかな、というった、まぁ矮小な気持ちがありました。したら昨日ですわ。ダウンタウンDXですわ。千原兄弟のジュニアの方が、まさにこの台詞を兄に向かって言っておったのですわ。ひょっとして彼の持ちギャグの一つなのかもしれませんが、あまりのタイミングに驚いた次第です。カラオケで懐かしさを狙ってzooを歌ってたら、直後にEXILEとかいう団体のデビューを知った時のような恥ずかしさが身を貫きました。というわけで当初の予定通りに八つ当たりをします、誰か死ね!