ボクのような仕事をしている人なら経験があると思いますが、この電脳の世界には何とも無慈悲な瞬間が存在するものでして。「マウスをクリック→10分待つ×40回」なんてなことをご奉仕したいが為に、今日もボクはお客さんに呼ばれて馳せ参じるのであります。ヘコヘコしながらクリック!クリック!そんな出だしで愚痴日記を書こうかと思ったんだけど、そんな気力すら残ってねぇっす。ヒマな仕事が一番辛い。


そんなわけで、お客さんにバレないように悪戯書きでもして暇を潰していたんですが、久しぶりの悪戯書きが微妙に調子良い。誰に言っても信用されないんで最近じゃ言わなくなったんですが、これでもボクは美術部員だったのであります。「人格が問題あるけど技術じゃナンバーワン」などという褒め言葉を頂いたのでありますよ。理系大学で。喜んでいいのやら。そもそも絵を描いてる人間が技術を褒められても、そんなに嬉しくないのですけどね(人によるんだろうなぁ)。そんな小手先の技術なんて飛び越えちゃってる人が何人もいました。そんな人の絵を見るたびに、なんていうか、色々なことを思いました。


ボクがやっていたのはペン画だったのですが、ペン画といって分かりますかね。油絵とかだと描きながら微妙に方向性を変えたり、ちょっと誤魔化したり、描いた線を無かったことにしたり出来るんですが、ペン画はかなり一発勝負で面白いのです。今の無し!みたいなのが通じなくて楽しい。さっきから今日描いた悪戯書きに、スキャナで途中経過を撮りながら線を足して遊んでいます。学生の頃はその一発勝負に全てを賭けてたんですが、こうやっていつでもやりなおせるってなると描く線が大胆になってどんどん面白い方に向かって行きます。久しぶりにハマりそうです。何かおすすめの画像加工ソフトとかあったら教えて欲しいです。





なんか普通な更新になっちゃって悔しいから無理矢理オチを付けます。例えば出先で急に風俗に行きたくなったりするじゃないですか。そうゆう時って漫画喫茶に行くのがおすすめですよ。よく知らない町の中で、ネットだけがボクを導いてくれる。優良店をチェキラ!でも、電話番号を調べたんだけどメモ用紙も書く物も無い時ってあるよね。そんな時は慌てずに店員さんに声を掛けよう。メモ程度なら捨ててあるレシートでも大丈夫だし、書く物は貸してもらえるよ。でもボールペンを販売してる店とかだったら、貸してくれないで「買え!」とか強要してくるかもしれない。でも我慢するんだ。たかが100円程度の出費で、この後に待ってる無上の天国を棒に振ってもいいのかい?仕方がないじゃないか。「それじゃ、そのボールペン下さい」ま、さっきからキャンパスを縦横無尽に走らせてるペンってのは、そのボールペンだって話。これが本当の美ってやつだよ。