明日、すごく会社に行きたくない
先日の話
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目を覚ましたら全身が酒クサかった。
頭から酒をかぶったのかと思われるほどにクサい。
でも、なにも憶えていない。
鏡を見たら、死体が居た。
昨日の酒は同期の女と。
記憶にあるのは、ただ二つ。
女の顔と、一つの会話
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「いやー、ちょっと遅くなっちゃったね。
大丈夫?送ってこうか?」
「ううん、大丈夫だよ。ありがと。
それより少し飲みすぎちゃったよ」
「そういえば、けっこう飲んでたもんね。
おいおい、けっこうフラついてんじゃん。
大丈夫?送ってこうか?」
「ふらふらするけど、そんなには酔ってないかなー。
大丈夫だよ。帰れると思うよ。
いつものこと、いつものこと」
「うーん、心配だなぁ。
やっぱり送ってこうか?」
「だから、大丈夫だって」
「いや、でもさー」
「いや
ほんと
大丈夫なんで」
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思い出すんじゃなかった。
とりあえず、ラジオに出演するために、家を出た。
今日も元気だ。タバコが旨い。
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あ、あとラジオを聞いてくれた方に色々と謝りたいんですが
でもボク等なんて、まぁあんなモンですよ。