なーんか、妙に気になってるんですけど。


http://good.sunnyday.jp/ichigo100/
いままで色々な雑文祭(的なもの)に参加してくましたが、ここまで人が流れ続けて来るのは記憶にありません。ボクは基本的に知ってるサイトしか見ないような、新しいサイトを見ようとしないような視野の狭い人間ですから、いままでに参加した雑文祭といったら、ボクの目にも留まるような大きめのものばかりで、当然のことですがそれこそ開催中は何だかんだで人が流れてくるものでした。しかしもうとっくに終わってる祭りの参加者サイト一覧から未だに人が流れてくるのは何故か。何故なのか。


まぁ順当に考えればボクの想像以上に大きい祭りだったってことだと思うんですけど。参加サイトが100超えてるし。なので100個のサイトに全体的に客が流れているという予想。でもそんなの面白くないじゃない。楽しくないじゃない。例えばさ。どっかの知らない土地の知らない人達が知らない美人ばかりで集まって知らないトークをしていたとするじゃない。例えばそれがボクの知らない世界ってだけで、そのボクの知らない世界に住んでる人達から見たらその世界が普通の世界であって、ひょっとしたらその世界に住んでる人とかも意外と多かったりするかもしんないじゃない。そこでめっちゃ話題になってたりするかもしんないじゃない。なんかすっげ面白いサイト見つけた。まじまじどこよ。えーとね、何て言ったかな。あそこあそこ。あの大量にリンクが貼ってあるページの36番目。そんな感じで始まるボクの幸せライフに夢煙草を吹かせつつ、半目でブツブツと喋ってみたりするブルジョァな深夜でございました。うるさいな放っておけよ。これはこれで気持ちの良い立ち位置なんだよ。だいたい、いきなり5人ぐらい来たとするじゃないですか。5人も来りゃウチのような小さいサイトからすると妙に目立つんですよ。何で急に?しかも何でこんな微妙な人数?理由を模索してみるのが人間の進化の原因です。そこで一つの結論。ははぁなるほどねと。なるほど分かったよと。メッセですよ。こりゃどっかでメッセとかあったなと。どこかしらで微妙な人数の集まりがあったなと。そン中で話題に困って妙な話を振った参加者がいたなと。「こんなの見つけたー」「なになに?」「えっとね、なんかテーマ決めて大人数で何か書くんだって」「やだー面白ーい」 しばらく止まるメッセ。沈黙。そして再び会話が始まる。「けっこう面白いね」「うん、面白いかも」「どこが面白かった?」「えっとアタシはー」「うんとアタシはねー」「あー、そこはアタシも面白いと思った」「あー、アタシもー」「アタシそこまだ読んでない。読んでみよっと」「アタシも読んでみるー」 しばらく止まるメッセ。沈黙。そして再び会話が始まる。「ほんとだー、面白いー」「ねー、でしょー」「そういえばアタシがさっき読んだので7行しか無いのがあったわ」「うっそ酷い」「あーアタシも読んだ」「アレは無いよね」「うん、手抜きだよね」「この人、前から色々と雑文祭とかに参加してるらしいわよ」「うっそ、ひっで」「うるさい」「えっ何よ急に」「うるさい」「ちょっとどうしたの?」 しばらく止まるメッセ。沈黙。そして誰もいなくなった。手には垢だけが残った。振り返っても誰もいないし、これからも誰かがいるであろう気配も無かったので、そっと手を握り、その感触を確かめ、そして寝ることにした。夜が眩しすぎて目が痛かった。