ビリヤードに興味が無い人は読む価値がありませーん。

    • -


そんなわけで我等がビリヤード部ですが、一昨日に初の対外試合を敢行致しました。すべて相手側のセッティングで。人のセッティングであそこまで楽しんでも良いんですか。大丈夫なのかな。訴えられたりしない?なんか間違ってる気がする。まぁ人の好意は甘んじて受け入れなければならないという祖父の教えに従いまして、試合してきました。結果、二勝三敗。


http://cgi.f27.aaacafe.ne.jp/~billiard/index.php?top
↑相手


まぁ何ていうか、上手かったー。

    • -


ルール
ナインボール
本試合は5人×5人の総当り、4先(4本先取)の
テキサスエキスプレス、プッシュアウト。
(誰かプッシュアウトした人いたの?)



第一試合
×刑さん
1-4(負)


まずは一試合目。初対面の人と撞くのは久しぶりです。なんと言いましょうか、ビリヤードをやっている人っていうのは雰囲気がありまして。初対面の人を見ると、半ば無意識の話なんですが、その風体、物腰、姿勢、その他もろもろから「とりあえずこんぐらい」って感じで相手の実力を測ります。あくまで目安の話なんですけどね。みんなやってると思う。とりあえずファーストコンタクトの結論としましては、まぁボクが敵う相手じゃなさそうだなぁ、てな感じで御座いました。どないせいっちゅーねん。ぜってー、すげー上手い。しかし試合が進むにつれ気付いたんですが、ボクの脳内で形成された相手の力量から察するに、普段は絶対に犯さないであろうミスを連発するではありませんか。こりゃ緊張していると見た。間違いない。全くもってチャンス。これを逃す手は無い。しかし残念ながら、ボクの緊張度合いの方が相手を遥かに凌駕していることが試合開始数分で発覚いたしましたので、実力差を埋めることなど叶わない夢なので御座いました。臨終。



第二試合
×うっき〜さん
4-2(勝)


軽くボコられました後の第二試合。相手のうっき〜さんは第一試合でサイトゥにマスワリナインボールでブレイクから最後まで相手に順番を回さないという形での暴行)を食らうという、まぁちょっと中々普段の生活では得がたい濃度の不幸に直撃した直後なので、ここは付け入るチャンスであります。池に落ちた犬は棒で沈めろ、とは漫画「ONE OUTS」の渡久地東亜の言葉でありますが、とうとうボクも彼の言葉を実現させる機会を得られたか…。しかしながら試合開始と同時に軽くヒネられました。すごーい。どんどん球が入ってくー。なんていうか「この球は入れなきゃマズいだろ、実際の話」というべき範囲がボクより数周り広かったです。しかし試合の流れが、ブレイク直後に9番がポケット間近に集まるという得意の泥試合の様相を見せはじめ、5分で3試合が終わるナインボール特有のメッキメキなペースで辛くも勝利を拾いました。ラッキー勝利!あんまり自慢出来ないよ!



第三試合
×アンダーさん
1-4(負)


ボク等のような体育会系で育ってきた人間からしますと、どうにもこうにも頭が上がらない雰囲気を持った人というものが存在していまして。当日に行った5試合のうち、後半3試合の相手が全員そのパターンの人でした。特にアンダーさんは昔のバイト先の先輩にすげー似てた。全くビリヤードとは関係無い話だけど。振り向きざまにタバコ買ってこいって言われたら、多分買いに行くよ。さて試合の方ですが、アンダーさんは第一試合、第二試合と1回も相手にポイントを取らせていないという冗談みたいな状態だったので、まぁとりあえず目標は1勝!結果としては本当に1勝して4対1。完敗。ここまで3人と対戦してみて思ってたのは、やっぱり人によって特色ってあるね。なにがどうとかいう説明は上手く出来ないんだけど、やっぱり打ってると感じるものがある。そのうち何がどう違うとか上手く説明出来るようになるのかな。多分、相手にモザイクか何かかけて、誰か分からない状態で対戦したとしても、けっこう誰が誰か分かるんだろうなぁ、とか思った。上手い人が持ってる独特の雰囲気。やっべ、すげぇ羨ましい。持ってみたい。



第四試合
×サイタマさん
4-0(勝)


えーと、何て言っていいだろう。生き恥を晒す勝ち方をしました。ごめんなさい。ほんとごめんなさい。どうしよう。許してくれるのかな。駄目な気がする。たぶん殺される。そんな気がするな。いや実際に殺意を込めた言葉を贈られたような記憶がある。それに関しては何かの間違いだと必死に思いこむことは可能だと思うんだけど、実際に残ってしまった勝利スコア4-0は、ボクの心にとっても重たい鉛を(しかも熱されて溶けてる奴を口内から直接に心臓へ)直入させております。とにかく笑っちゃうぐらい上手かった。実際に笑っちゃってたし。なんで勝てたんだろう。まず一試合目。偶然9番が落ちました。二試合目。偶然9番が落ちやすい所にありました。三試合目。9番を狙って打ったら、なんか色々とありえない動きをして、結局入りました。四試合目。サイタマさんに殺されそうになりました。あ、そうだ。やっぱ殺されそうになったんだった。やっぱ死ぬんだ、俺。やべ、死にたくねぇ。土下座で許してくれないかしら。「エレベーターでブザーが鳴った時に受ける世間の冷たい視線」みたいな話でとても暖かい交流を得られそうな気配があったよ。なんとか許してもらって色々と教えてもらいたい。俺なら次に会った時にゃまず殴るけど。



第五試合
×かえるさん
0-4(負)


んー、よく憶えてない。とりあえず「うわー」とか言った。あと「うほー」とか「ほわー」とか「ありゃー」とか「はー」とか「うー」とか「えへへ」とか言いました。言ってたら終わりました。試合が終わったら、かえるさんはバファリンを買いにいったのでボクは見送ることにしました。気を付けて行って来て下さい。暴漢などに遭遇しませんよう遠くから祈っております。渋谷って案外、治安悪い。さっき急に悪くなった。

    • -


とりあえず、また相手してもらうことに決めました。勝手に。
なんか、良い知り合いが出来たのが素直に嬉しかったりするんですが、ビリヤードにまた付き合ってくれるかどうかは別にして、飲み会にまた付き合ってくれるかは五分五分だと思います。いやもっと低いか。すごく低いんじゃないかな。インターネッツの友人達に伝えたい!ボク等の酒の飲み方はちょっと特殊なんだよ。いい加減、気付け。ボクは無理なので、みんな直して欲しい。