仕事中に、ふっと一時間ぐらい暇になりました。
思い出したように興じた、昔にちょっとだけ自分の中で流行った遊びのネット版。

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まず、ネットでの知り合いで仲の良い人を思い浮かべまーす。
パッと出た顔が、とりあえずの対象人物です。
あとは、その人と初めて会った時のことを必死に思い出すだけ。
きっと詳細に思い出せる人もいれば、全く思い出せない人もいるわけで。

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パターンとしては
・詳細に思い出せるし、その人とは今でも仲が良い。
・詳細に思い出せるんだけど、最近疎遠になってる。
・あまり思い出せないんだけど、今では仲が良い。
の3つが多いかと思います。

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ちなみに「初めて会った時」だけでなく、その人と初めて接触を持った瞬間まで話を広げると、とても面白いです。メールを出した。メールをもらった。掲示板に書き込みがあった。チャットですれ違った。上手く思い出せるでしょうか。鮮明に思い出せる人の中には、その時に流れていた音楽や、香っていた匂いや、思ってたことや、そんな、その瞬間に存在していた全てが一気に引き出される時があって、軽いタイムスリップ感覚を味わえます。


例えば、ボクの友人の無職と初めて接触を持った時のことを思い出してみます。確かあの時はサイトゥと二人でオフ会を開こうと計画を立てていて、期日までなるべく人を集めようと共同で毎晩チャットを開いていました。そこにひょっこり顔を出したのが彼でした。もう一年半ぐらい前じゃねぇかな。確かボクはあの日、日記で煙草のピースに新作が出たことについてしょうもない下ネタを更新していたんだけど、彼のチャットに入った時の第一声が「煙草の話に釣られて入ってきました」だったように記憶しています。サイトゥが女の子と勘違いして少しだけはしゃいだような。


別にノスタルジーに浸るとかそうゆう意味じゃなくて、どこまで思い出せるかのゲーム的な話。

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時々、びっくりするぐらい思い出せない人とかいるわけで。その人が今では仲の良い友人だったりしたなら、出会った瞬間のことを憶えていないのにはきっと何かの理由があるんだと思って無理矢理に推理するんです。知らない人ばかりの飲み会で会ったので記憶容量が一杯だった。初対面の印象でそれほど仲が良くなるなんて思わなかった。何かに気を取られていた。などなど。


そうすると、当時の自分が何を考えてたとか、どんな事が周りにあったかとか、普段だったら思い出せっこないようなシロモノまで思い出せてとても楽しい。

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考えてみると、なんだかんだで友人が増えました。


例えば遊ぶ仲間が増えたんなら、すげー幸せ。
例えば飲み友達が増えたんなら、すげー幸せ。


例えば、あいつが参加すんなら俺も行こうかなって奴がいるんなら、すげー幸せ。
例えば、あいつが行かないなら俺も止めよっかなって奴がいるなら、すげー幸せ。


例えば、二人っきりで二回以上飲んだ奴がいるなら、すげー幸せ。

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なんにせよ、友達のサイトが閉鎖すると、やっぱり少し寂しいですね。