「許して」と「堪忍して」はどっちの方が良いか、なんてな話で盛り上がっている畜生どもを見た。下衆で、どうしようもなく下劣で、それでいて哀しい。このような愚鈍どもと同じ色の血が流れていると考えただけでも吐き気が背中を這い上がる。馬鹿じゃねぇの。お前等ぜったい馬鹿だろ。「許して」より「ゆるして」の方が良いに決まってる。「堪忍して」よりゃ「かんにんして」だろ。このニュアンスの違い。分からないのか。分からないんですか。一人だった。相変わらず一人。なので一人で考える。平仮名という文化がある日本国民は世界でも有数の知的種族だと思うのですよ。字面から想像力が湧く言語なんて他にあるか。英語とか記号じゃねぇか。なんだよハングルとか。土ヘンに○で何て読むんだ。あっちの人はアレで官能小説書いてんのかな。とても欲情しそうにない。それはそうとして「かんにんして」はロリだよね。多分この感覚は間違ってない。場面としては、うらびれた旅館の娘と若旦那だろ。さらに言うなら小学生が発する場面が一番似合う。漢字が分からないから平仮名。しかし残念ながらボクにはロリコン属性がゼロなので欲情できないのです。台詞自体はとても素晴らしいのに入り込めない。哀しい。そこで妥協案を考えた。経営が苦しい故に借金を返せない未亡人女将を押し倒そうとしてる小金持ち地主の膝元でズボンを掴んで泣きながら「かんにんして」と叫ぶ娘、ってのはどう。なんだよ。文句あるのかよ。墾田永年私財法って知ってっか。俺の土地、入ってくんな。