毎日を刹那的に生きる刹那大好きなボクでも気になることはある。試しに数えてみたら一日平均で缶コーヒーを5本は買っている計算になっていた。ファック。そりゃこんな塩が採れるような身体も出来上がる。わんさか採れる。専売公社の時代なら射殺されてんじゃねぇのか。冷静になって考えてみるに刹那的に生きるのには矢張りカネが掛かるし、なによりも成人病などになってしまったら大好きな刹那を満喫することが出来なくなるのではないだろうか。生きていく上で最低限必要なだけの収入があり、その上で少しだけ余ったカネで刹那的に生きていきたい。あまり長生きをしたいとは思わないが、せめて孫の顔ぐらいは見て、毎年のお年玉などに頭を悩ませつつ慎ましやかな老後を送りながら刹那的に生きていきたい。根気のいる仕事だが俺なら出来る気がしている。しかし、刹那も中々に俺を煩わせやがるもんだ。全くもってファックだぜ。右手を開けば中に何かが存在することもなく。左手で何かを掴むことも出来ない。それが刹那って奴なんだろう。ファック。イッツ。オールライト。そう、それが全てだ。イッツオールライト。そう、何も間違っちゃいねぇさ。