アップルのiMac G5欲しい!
ですよ、わりと本気で。

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それだけってのもどうかと思うので何か書きます。ダラダラモードに入って更新頻度を上げる宣言をしたとたんまた止まってるのは仕事が馬鹿みたいに忙しいからなんですが、別にそれはいいです。それよりも勇気を振り絞って今更聞いてみるんですが、かつてジャンプにてドラゴンボールが連載されていました黄金期において、ウーロンが伝説の名台詞「ギャルのパンティー、おーくれ」を言い放った時、ドッ引きしませんでしたか。見てた年代にもよると思うんですが。とりあえず僕はまぁ完全に引いてました。なにそれ。パンティー貰ってどうすんの。つか欲しいの。ここでクエスチョン。ギャルのパンティーは欲しいか?見たいというのは分かる。でも欲しいか?あの漫画のターゲット層で、ウーロンがパンティーを欲しがる心情が理解できた小僧が何%いたのか。それにほら、小学生の時分なんてな手前ぇはエロ人間でございますってはっちゃけられる人間とはっちゃけられない人間とがおりまして、まぁ比率で言ったら95対5ぐらいで普通は無理じゃん。ガキって基本的にむっつり路線じゃん。だからほら聞けないじゃん。あれ?これマジ?みんな下着とか欲しいの?鳥山明が考えたこのギャグを何の躊躇もなく笑えんの?検討会は行われない。みんな心の中で「ひょっとしてみんなパンツ欲しいのか・・・?」などという疑心という名の鬼がすくすくと育っていたと思いますよ。今でも時々エロ本の読者プレゼントなんかで「使用済み下着」とかあったりしますけど、あれ見るたびに頭の上に大きなはてなマークがふわりと浮きますよ。下着欲しいか?だって布だぜ?ましてや相手は小学生。布に対する欲情なんて小学生が発動できるか?そもそもあのシーンは「大事にしなければならない願い事を変なことで使ってしまうなんて」に「エロ要素を混ぜてみた」というところなんでしょうけど、まず小学生からしてみたら「下着好き」→「ド変態」なのではないでしょうか。下着ドロなんて、コートの下を全裸でコーディネートして街中でさっそうと披露してみる種類の生物と同じ路線で捉えていませんでしたか。なのでウーロンの行動は「エロ路線で使ってしまった」とは捉えられない。あのあとウーロンはしばらく貰ったパンティーを被ってましたけど、あれに対する違和感もそうとうなもんでしたよ。頭に被って楽しいのか?仮に、変態仮面みたいに顔に被って息を吸うとかなら、今にして思えばですが、まぁその路線なら理解できなくもない。でも頭に被ってどうすんの?とまぁそんなわけで僕はあのシーンは全く笑えませんでした。笑ってしまったということは、つまりパンツを欲しがっている人間を理解したということになる気がして。今にして思えば理解するぐらい何でもないのですが、理解するということは認めるということであり、つまり仲間になってしまうと考えていたように思います。仲間!身の毛がよだつ!あれが「大事にしなければならない願い事をこんな馬鹿なことに使ってしまうなんて」とかの路線ならば笑えた。でもパンティー欲しいと叫ぶことは「あー、ウーロン馬鹿だなぁ」なんて軽く捉えられなかった。「えーーー!!?」て思った。そんな馬鹿なと感じた。世の中の価値観が足元で歪んだような衝撃だった。今でもあの時のことを思い出すたびに、あぁ自分は本当に真っ直ぐ歩けているのだろうかと思う。自分の信じている道はいつか誰かから指を指され、笑われるのではないか。僕も知らないうちにパンツを被っているのではないか。ひょっとして貴方もいつのまにかパンツを被ってしまっているのではありませんか?つかまぁ何が言いたいかというと、あの時代の世のお母さん達は「ねーなんでパンティーもらったのー?」「パンティーもらってどうするのー?」「なんでパンティーが欲しかったのー?」なんて質問責めを受けていたのであろうと思う。若妻がそのような種の答えに窮する様は見てみたい。是が非でも見てみたい。出来ればそんなビデオを出して欲しいと思う。これは切なる願いだ。