ミキサー車って凄いと思うのですよ。ほらコンクリ入れてぐるぐる回しながら走ってるアレ。あのトラック。すごくね。あれは絶対に馬鹿が考えたアイデアだと思うのですよ。「なんかコンクリって放っておくと水とか砂利とかが分離して強度がえっらい落ちるんですけどー。」「これどうしよー。」「やべー、めっちゃ困った。」「んーーーー、あ、そんじゃ混ぜてりゃ良いんじゃね?」「「「それだー!」」」んでほんとに作ったのがアレだろ。「混ぜてりゃ良くね?」って最初に言った奴、絶対にアホ面だったと思いますよ。ハナも垂れてたと思う。そんでいざその案が通ったわけなんですけど、たぶん実際に車を作るってなったら誰かが「いやいや、さすがにもっと他にあるんじゃねぇか?」ぐらいのこと言われたと思うんですよ。「まぁこれでも出来るんだろうけど、もうちょっとさ。ほら。なんかあるんじゃね?」みたいな。したら馬鹿の一斉攻撃ですよ。「だって出来るじゃーん!」「大丈夫じゃーーん!」飛び散るツバ。萎縮するお利口さん。いや、いいんだけどさ。それで世界が回ってるって理屈も分かるんだけどさ。でもなんせ出来たのがトラックだろ。でけーよ。ワンアイデアで作成しちゃったモンがでけーよ。しかもなんかあれ、すっげー数あんだろ。規模がデカい工業が本気出すと手が付けられねぇな。まぁ最終的には上手くいってるんだろうし成功なんだろうけど、実際に運転してる人とかも時々、改めて車体を見て「いやー、さすがにもっと他にあったんじゃねぇか?」ぐらいのことを1回ぐらいは思ってると思うんですよね。車体をぐるぐる回しながら走る車って時点で、冷静に考えればちょっと面白くねぇか。回ってんだぞ。車だぞ。回しちゃ駄目だろ。もっとちゃんと考えようよ。