学生の頃、友人達と話していたときに「最もタバコに合う飲み物はなにか」という論争が起きまして、まぁ起きましてっていうか3分もせずに「コーヒー」で落ち着いたので論争にすらならなかったのですが、じゃあ一番合わない飲み物ってなに?という話ですよ。いやまぁこれもその時に流れで話し合ってみました。その際に、こっちは本当に論争になって色々な意見が出たのですが、友人の一人が出した「豆乳」という意見のパワーが凄くて全員一致で可決となりました。もう10年近く昔の話ですが、それ以降、僕の中で最もタバコに合わない飲み物は豆乳となったわけです。サワヤカさゼロ。口内に漂う不穏な雰囲気。人に対しても「タバコに一番合わないのは豆乳だと思うんだけど、どう思うキミ」などという、恐ろしく迷惑な会話の振り方などをしてみたものです。しかし時を経た現在、何故か僕は飲むヨーグルトを飲みながらタバコを吸う毎朝の習慣が出来てしまっているのですが、気付いてみると別にそんなに不味くないのです。おかしいな、飲むヨーグルトで大丈夫だったら豆乳でも大丈夫なんじゃねぇのかな。と、ここまできて良く考えてみたら、別に今までに豆乳飲みながらタバコ吸ったことなんてない。一回もない。ゼロ。なんだこれ。まさかイメージだけか。なんなんだこの現象は。どこまでどこまでなんだ、この脳は。泣くぞ。