うまく説明できませんが、下らないこだわりこそが大切な事なのではないかと思うんです。誰にだって一つはあると思う小さなこだわり。どんな内容でもそうゆうものこそが、人となりというものを形作っていくんじゃないかなと思います。たとえばそう↑こうゆう奴ですね。どっからどうみても「うんこ」と読める。ネットに文章を上げ始めてもうすぐ7年目になりますが、僕は今まで一度も「意識してない縦読み」を書いたことはありません。これが僕のこだわりです。僕の大好きだったサイトの管理人さんも同じことを気にしていて凄く嬉しかった記憶があります。だって自分の意識していないところでこんな縦読みが出来ていたら恥ずかしいじゃないですか。なので毎回、最新の注意をはらっているんです。どこかに「うんこ」がいないか。「ちんこ」はいないか。「まんこ」はどうだろうか。過去ログを漁って頂いても構いません。僕の文章中で、どこかに縦で読んだら意味が通じるような箇所はないはずです。毎回文章をアップするたびに探しているんです。もし見つかったら次のネタにしてやろうと思って、探し続けて、もうすぐ7年目になります。意外と出てこない。早く出ないかなぁ。

幸運にもまだ老眼の気配はありませんので、携帯の表示文字サイズを極小にしています。機種によって色々とあるとは思いますが、とりあえず僕の使用しているauのW43CAにおきましてメール等の文字を極小にすると非常に使い勝手が良いです。どんな長文でも見渡せて便利。まぁそれはよいのですが、メールの題名、件名、サブジェクト、色々と呼び方はありますけどタイトルですね。そこんとこの表示が僕の携帯では、「件名」の略だと思うのですが「件」と一文字で表示されておりまして。一覧表示のときなどは良いのです。少しサイズも大きくなっているのでちゃんと「件」と見えるのです。しかしメール詳細画面に移り文字サイズが落ちたとき、その「件」がどっからどうみても「性」に見えるのです。何を馬鹿なことをと仰るかもしれません。しかし何度見ても「性」としか見えないのです。本当なんです。最初は僕が悪いのだと思いました。頭の中は常に性に関わるありとあらゆることで満ち満ちておりますし、少し油断したら性犯罪にでも走りかねない危険な構造の脳味噌です。でも違うのです。本当に見えるんです。それも酷いことに、当たり前ですがメールのタイトルの横に表示されているので「性:昨夜の件」だの「性:先週はありがとう」だの、さらに酷いときには「性:よろしく」だなんて書いてあります。もう何をどうよろしくされているのか分かりません!ですが、やる気だけは誰にも負けないつもりです。

昔からあんまりテレビを見ない子だったのですが、逆にちょっとだけ記憶にある映像などは妙に印象に残っていたりもするもので。子供の頃に安達裕美の「家なき子」ってのがありましたが、あれに俳優の保阪尚希氏が出ていました(出家したってほんとですか)。すごいあやふやな記憶なのですが、確か優しい先生役だった気がします。主人公に辛く当たる大人が多い中で、唯一優しさを見せてくれる保阪氏に、子供ながらに安心したのを良く憶えています。しかしながらあまり真面目に見ていたわけではないので、次にドラマを目にしたのはたぶん数週間後、ストーリーは随分と進んでいました。画面に映った保阪氏は、つい先ごろの記憶にある優しげな目をした彼はどこへやら、そこにはオールバックに鋭い目付きで主人公に対し辛辣な言葉を浴びせる鬼がいました。どうやら優しかった大人からも疎んじられてしまう辛い演出があったようなのですが、これには幼心にかなり驚愕しました。あまりに表情や態度が違い、ただただ困惑しました。と、ここまではいいのです。そこからが今となっては良く分からないのですが、その時に僕は「どうやら髪をオールバックにすると人は性格が変わるらしい」という物凄い着地点に飛びました。どうにも判断に苦しむのですが、どうやら人の心の移ろいのようなものが恐くて、外的要因が欲しくなったのではないかと思います。それを髪型に求めるのもあまりに凄まじい話ですが。そんなわけで、それからしばらくの間はオールバックの人を見るときに何かもやもやしたものを感じていた気がします。いやはや子供ってのは面白いことを考えるもんですね、と綺麗に話をまとめようとしたのですが、いま調べてみた放送年度から逆算すると僕は当時14歳、中学2年生ですね。どうしましょうか、これ。

ガキの頃は、なんか任侠系の映画が大好きだったのですよ。男の世界!て感じじゃないすか。なんか恐ぇーし。すげぇ暴力的なんだけど最後に一本の筋は守るというような、そんな魅力。だから極妻みたいな現代に寄ったものよりも、若干古めの映画の世界に惹かれていたんですよね。しかしながらガキはガキなので、それも小学生とかそうゆうレベルのクソガキなので、中の人達が実際のところなにをやっているのかとかはよく分からん。奴等が守ってる面子だとか体面だとかそうゆう世界がよく分からん。今にして思えばそんな「なんかよく分からんルールに縛られながらも足掻くかっこいい男達」の世界に惹かれていたのかもしれませんね。で、数年後。そのよく分からんルールみたいなものの名前が「仁義」だっていうことが分かって、あーそうなんだーと思ってから、物凄いびっくりした。「仁義なき戦い」って、仁義が無いじゃん!無いんじゃん!すげー駄目じゃん!最初っから宣言しちゃってんじゃん!スタートラインにすら立ってないじゃん!いや、あの時の驚きっぷりはちょっと言葉では説明できそうもありません。心のどこかで信じていたものが足元から音を立てて崩れ落ちたような気がしました。仁義なき戦いは見たことがないです。

「ベニーK」って書くと何がなにやら分からなくなってしまいますし、「BENNIE K」って書いたら見たこともない文字列で戸惑う。いやほんと難しいユニット名だと思いませんか、僕だけでしょうか。そんな我等がアイドルBENNIE Kさんですが、とある歌の中で「アナルパーティー 最高 どっちが勝つか」と言っているようにしか聞こえない部分がありまして、それがここ1年ほどの一番大きな謎です。どう聞き間違えているかが謎なのではなく、何でここまで元の歌詞が気にならないのかが不思議で仕方がありません。元の歌詞は分かりませんが、まぁこんな内容ですので、たぶん酷い聞き間違えだということは確実だと思います。曲調の方も相当ノリにノッている箇所なのでその痛々しさは中々のものがあるのです。しかしながら、自分からこんなこと言い出しておいて本当に申し訳ないのですけど、これがまたほんと心底どうでもいい。本当に、徹頭徹尾どうでもいい。この心の底からの、どうでもいいなーという感情を、皆さまにお伝えしたかった。今日は会えて嬉しかったです。それではまた。

学生の頃、友人達と話していたときに「最もタバコに合う飲み物はなにか」という論争が起きまして、まぁ起きましてっていうか3分もせずに「コーヒー」で落ち着いたので論争にすらならなかったのですが、じゃあ一番合わない飲み物ってなに?という話ですよ。いやまぁこれもその時に流れで話し合ってみました。その際に、こっちは本当に論争になって色々な意見が出たのですが、友人の一人が出した「豆乳」という意見のパワーが凄くて全員一致で可決となりました。もう10年近く昔の話ですが、それ以降、僕の中で最もタバコに合わない飲み物は豆乳となったわけです。サワヤカさゼロ。口内に漂う不穏な雰囲気。人に対しても「タバコに一番合わないのは豆乳だと思うんだけど、どう思うキミ」などという、恐ろしく迷惑な会話の振り方などをしてみたものです。しかし時を経た現在、何故か僕は飲むヨーグルトを飲みながらタバコを吸う毎朝の習慣が出来てしまっているのですが、気付いてみると別にそんなに不味くないのです。おかしいな、飲むヨーグルトで大丈夫だったら豆乳でも大丈夫なんじゃねぇのかな。と、ここまできて良く考えてみたら、別に今までに豆乳飲みながらタバコ吸ったことなんてない。一回もない。ゼロ。なんだこれ。まさかイメージだけか。なんなんだこの現象は。どこまでどこまでなんだ、この脳は。泣くぞ。

こないだ友人とのやりとりの中で「紺屋の白袴」て諺の話が出たんですけど、あれって「専門家は自分のことをないがしろにしちゃう」って意味と、「人にあれこれ指図するくせに自分のことは出来てない」って意味と、どっちが正しいのだっけか。前者だと思ってたんだけど後者ってのも意味が通る。どっちもありそうな気がするラインだけど、意味が全く変わってくるなこれ。面倒臭いから調べないけど。そういえば紺屋さんが白袴を履いているのは、自分の袴を汚さずに仕事をするという自負の表れなんだとかいう、どっちの意味であったにしろ諺を台無しにするトリビアを聞いたことがあった気がするんですけど、これも本当かどうかは面倒臭いので調べません。しかしなんかこれ、諺が出来たあとに紺屋が慌てて取って付けて言い出したような主張だな。ち、ちっげーよこれはー、自分の服とか汚さないで仕事するっつーさー、なんてーの、プライド?誇り?わっかんねーかなー。あーあー!じゃあおまえやってみろよー!汚さずに染物できんのかよー!みたいな。んで腕はけっこう良かったので確かに袴は汚れてなくて、むりくりな言い訳が通っちゃったみたいな。したらちゃんと自分のお洒落に気を使うタイプの紺屋さんが慌ててな。んだよ、オシャレ袴とか履いて仕事してたら能無しみたいじゃん、みたいな。困ったろうなー。ふざけんなだよな。だってやっぱり自分のオシャレを否定なんて出来ないじゃない。